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ストレングス・ファインダー2.0|あなたは自分の強みを明確に表現することはできますか?

ストレングスファインダー

突然ですが、あなたは自分の強みを明確に表現することはできますか?

もし、自分の強みを客観的に把握できていないのなら、ストレングス・ファインダーがいくらか手助けをしてくれるかもしれません。

ストレングス・ファインダーとは?

ストレングスファインダー

 

ストレングス・ファインダーとは、その人の長所=才能を特定するためのWeb診断テストです。短所ではなく長所を伸ばすことにエネルギーを注いだ方が、人は何倍もの成長を手にすることができるという考えに基いています。

全177問の質問に対して、自分に当てはまる内容を直感で選択していきます(各問には20秒の制限時間あり)。回答結果を分析し、34の資質の中から、自分の強みになりうる上位5つの資質を示してくれます。

最も成功している人は,その人が持つ高い才能を起点にしてスキルや知識を身に付け、練習を積んでいる

高い才能を“起点にして”スキルや知識を身に付けるというのは、個人的に非常に腑に落ちる表現でした。

強みの方程式

診断を受けるには?

診断は有料ですが、2,000円程度で済みます。アクセスコード付きの書籍を購入(1,800円)するか、ギャラップ社の公式サイトで直接アクセスコードを購入(US$19.99)するかの二通りがあります。

ストレングスファインダーアクセスコード

診断結果

このように34の資質のうち、TOP5の資質が表示されます。それぞれの資質に関するレポートを読むこともできます。

私のTOP5の資質

アセスメントの結果、私のTOP5の資質は、

  1. 学習欲
  2. 戦略性
  3. 内省
  4. 最上志向
  5. 収集心

でした。以下、5つの資質についての説明文の抜粋です。どのように解説されるかの参考にしてください。太字部分は、特に私に当てはまると思った部分です。

学習欲

あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。

私の最も好きな言葉は、ドウェイト・ウィットニー・ラーネッド(同志社大学第2代学長)の愛誦の言葉「LEARN TO LIVE AND LIVE TO LEARN(生きるために学び,学ぶために生きよ)」です。まさしく、という内容です。

 

戦略性

戦略性という資質によって、あなたはいろいろなものが乱雑にある中から、最終の目的に合った最善の道筋を発見することができます。これは学習できるスキルではありません。これは特異な考え方であり、物事に対する特殊な見方です。他の人には単に複雑さとしか見えない時でも、あなたにはこの資質によってパターンが見えます。これらを意識して、あなたはあらゆる選択肢のシナリオの最後まで想像し、常に「こうなったらどうなる?では、こうなったらどうなる?」と自問します。このような繰り返しによって、先を読むことができるのです。それぞれの道筋の先にある状況が解かることで、あなたは道筋を選び始めます。行き止まりの道をあなたは切り捨てます。まともに抵抗を受ける道を排除しま す。混乱に巻き込まれる道を捨て去ります。そして、選ばれた道――すなわちあなたの戦略――にたどり着くまで、あなたは選択と切り捨てを繰り返します。そしてこの戦略を武器として先へ進みま す。これが、あなたの戦略性という資質の役割です:問いかけ、選抜し、行動するのです。

この内容の通りで、日常のくだらないことであっても、何らかの法則性を見出そうとする癖があります。「常に『こうなったらどうなる?では、こうなったらどうなる?』と自問します。」という部分に関しては、自分の頭の中を覗かれているのかと思うほど的確な表現で驚きました。

 

内省

あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。何に集中しているかは、あなたのほかの強みによるでしょう。「内省」の資質は、あ なたが何を考えているかというところまで影響するわけではありません。単に、あなたは考えることが好きだということを意味しているだけです。あなたは独りの時間を楽しむ類の人です。なぜなら、 独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だからです。あなたは内省的です。ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。あなたは自分自身にいろいろな質問を投げ掛け、自分でそれぞれの回答がどうであるかを検討します

上の戦略性とも関連していると思いますが、とにかく考えることが好きです。自分自身に質問を投げかけ、それに対して自分で答え、その答えに対しての反論を考える、さらにそれに対する反論を考える、そんなことばかりしています。

 

最上志向

優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、優秀さへ高めずにはいられません。あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。その方が楽しく、実りも多いのです。

「才能を最大限に利用したいと考えます」というのは、私がこのストレングス・ファインダーを手に取っていることが、何よりもの証明だと思います。

 

収集心

あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、 書籍、引用文――かもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を惹かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。もしあなたが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。 あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。ですから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いので す。それがあなたの心を常に生き生きとさせるのです。

昔、物を捨てることにかなりの抵抗がありました。文中のとおり「いつか使うかもしれないから」という理由からです。しかし、使用頻度が低い or ほぼ必要無いものを所有し続けるのは精神衛生上よくないことに気づき、いまでは割と積極的に物は捨てます。情報を収集することに重きを置くというのは、エニアグラムのタイプ5の典型的な特徴で、私によく当てはまっています。

実際は、各資質の説明文に加えて、ヒントとなる行動パターンの記述もあります


原石は磨かなければ,輝かない

非常に大事な注意点として、診断で示された資質は、あくまでも強みになりうる潜在的なものであって、現時点で強みとして力を発揮しているとは限らないということです。

たとえるなら、資質=才能はダイヤモンドの原石であり、それを磨くことで初めて力を発揮する強みになるというわけです。

資質はダイヤモンドの原石で、それを磨くことで光り輝くダイヤモンドになる

つまり、ストレングス・ファインダーが測定するのは「才能」であって、「強み」ではありません。

この診断の名称が「才能(タレント)ファインダー」ではなく「強み(ストレングス)ファインダー」と名付けられているのは、この診断の最終目標が、その人の真の強みを築くことであるから(才能は強みの元となる一要素にすぎない)と説明されています。

あなたは「強みのゾーン」にいるか?自分の強みを活かした働き方を。

ストレングス・ファインダーは、強みを伸ばすことを、とにかく推奨しています。それが目標を達成するために重要だからです。職種によっては、向き不向きが存在することは否定できませんが、パーソナルトレーナーの場合は、現状では様々な活動の仕方が許容されています。

業界の先輩たちが作ってくれた既存のパターンの中から、自分の強みを活かせそうな働き方を見つけることもできるでしょうし、無ければ自分でパターンを作り出してしまうことも可能なはずです。

ここでいうパターンとは、「働き方(どのような収入の柱を持つか)」という大きな枠組みだけではなく、日々のセッションの構成や、クライアントとの接し方等の要素も含みます。

パーソナルトレーナーという仕事は、言うまでもなく接客業です。しかし、上で載せた私の「TOP5の資質」には、接客に関係しそうな資質が一切ありません。むしろ、接客とは対極にあるような資質ばかりです。

だからといって、この仕事で大苦戦したわけではありません。資質として、コミュニケーション能力に長けているトレーナーと同じ土俵で戦うことをしなかっただけです。そこで勝負しても、私がコミュニケーション能力で彼らを上回れないことは明白でした。

強みを活かした働き方をすると、(特にフリーランスの場合は)とにかくストレスを感じずに仕事ができます。自分が無理をする必要がないからです。

まとめ

ストレングス・ファインダーのアセスメントで出された結果は、すべて普段から意識している納得の内容でした

私は、すでにエニアグラムで自分の性格のパターンを客観的に把握していたので、診断結果を違和感なく受け入れられたのだと思います(エニアグラムについては、また別の機会に)。

もし、自分の強みを明確に説明できないと感じるのなら、一度診断を受ける価値はあると思います。

ただし、ストレングス・ファインダーは占いではないので、「すごい!当たってる!」で終わってしまうと、まったく意味がありません。診断結果を価値あるものにするためには、アセスメントで資質を把握した後、「ダイヤモンドの原石を磨く」という行動が必要です。

また、ストレングス・ファインダーは、あなたの強みになりうる資質だけにスポットライトを当ててくれるので、基本的に褒められることしかありません。「あなたの良いところはここです。他にはこんな良いところもあります。」ということの連続です。

本来の目的からは、やや逸脱しますが、単に褒められてモチベーションを上げたいという人にもおすすめかもしれません。(繰り返しになりますが、資質はあくまでも潜在的な可能性であり、強みとして表出しているとは限らないのでご注意を。)

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
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