NSCAジャパン関西ADセミナーを受講して

関西ADセミナー

2017年10月21日(土)にNSCAジャパンの関西ADセミナーに参加してきました。ずっと楽しみにしていたセミナーです。

エビデンスについて考える4時間

セミナーは2時間×2コマの座学オンリーという内容でした。

NSCAジャパン関西ADセミナー

とくに関心があったのは午前の「知識と思考の整理法~エビデンスの活かし方~」の方で、私の個人的な感想で恐縮ですが、今回の佐々部さんの講義は「エビデンスを活用するために、何を勉強すればよいのか、どのような知識を持っておく必要があるのか」という情報を広範にわたって提供してくれたと考えています。

大きな枠組みのテーマで幅広い話題について触れていると、それぞれを深く掘り下げることは難しくなるのですが、そもそも深く掘り下げることが、そのセミナーの役割ではないこともあります。

セミナーの型を考える

セミナーのタイプには、「完成した知識を丸ごと与えてもらう型」と、「その分野を理解し活用できるようになるためには、これとこれとこれの勉強が必要だ、ということに気づかせてくれる型」があると思っています。

資格認定系やコース修了系セミナーは前者であることが多く、単発のショートセミナーは後者になりやすい傾向があると、私は勝手に認識しています。

後者のセミナーにおいては、「すっきりとまとまった答えを貰って帰ろう」と思って臨むと、それが叶わないことも多々あります。これはセミナーの形式上、仕方のない部分だと思いますし、悪いことでもないと思います。

“知識の入口”をさがす

そこで、すこし視点を変えて講義を聞くことにして、「この人は、こういう概念を活用しているのか」とか「そんな言葉は聞いたことがなかった」という、自分にとって未知の領域へとつながる“入口”を見つけることに意識を向けることにしています

その概念や単語をそもそも知らない場合、自習の仕様がありませんが、糸口さえ掴んでしまえば、あとは本を買うなり、ネットで調べるなり、それをメインテーマにしたセミナーに別途参加するなりして知識を深めることが可能になります。

私はセミナーに参加する際に、この「知識の入口」を見つけることを、ひとつの大事なポイントに据えています。

知識の入口を探す

そして、そこから入口に足を踏み入れて、その先に進んでいく、つまり実際に活用できるレベルにまで知識を深めるかは、自分次第だと思っています。

講師の佐々部さん、4時間の講義お疲れさまでした。

とても有意義なオフラインでの集まり

そして…前日の夜は、普段からTwitterで交流のある方たちと、焼き肉に行きました。

焼き肉

やはりオフラインで話すことでより深い話もできるし、こういう機会は今後も積極的に持っていきたいなあと感じる集まりとなりました。

懇親会の様子

右から周藤さん(@koheyshudo)、久保さん(@smalldoemu)、八百さん(@AthleteBodyjp)、佐々部さん(@tyr7bbb)、中島(@_knakashima_)、撮影者は西さん(@PT_Nishi)

ありがとうございました。