- 本書は,国際的に活躍するエリートアスリートとともに働く世界の著名なスポーツ科学者たちが,リカバリーに関する最新の科学的データを集め,わかりやすく解説したはじめての本の翻訳である。
- 「パフォーマンスを向上させたい」「オーバーリーチングや怪我を予防したい」と願っているすべてのアスリートやコーチのために,科学的なエビデンスに基づいた情報を17の章に分けて述べた。
- また,エリートスポーツに携わるコーチやスポーツ科学者が,成功へと導いた競技現場でのリカバリーの応用例もまとめられている。
- 本書を利用するすべての人々がトレーニングや試合などの競技活動におけるオーバーロードや怪我のリスクを低下させ,最終的にはそれぞれのパフォーマンスを改善する手助けとなるリカバリープロセスを学ぶ一助になることを期待したい。
Amazon商品説明文より引用
ストレッチングに関する記述は
PART3 リカバリーを最適化するための戦略 第6章 ストレッチング(p.61~76)にあります。
本章の訳者は山口太一先生です。
内 容
- ストレッチングの種類
- ストレッチングの生理学
- ストレッチングがパフォーマンスに及ぼす影響
- ストレッチングとリカバリーに関する研究
なお、本文中で引用された全ての論文は、巻末の文献リストに記載されています。
洋書の方は2013年3月の出版ですので、それ以前の研究論文に基づいて論じられています。全体としては、「ストレッチングはリカバリー戦略として、優先的に推奨される選択ではない」という論調です。